イラストレーターを使って、エステのチラシのような「キラキラ星」を作りました。
難しそうに見えましたが、実際は簡単すぎてびっくり。

なんですって!?
こんなに簡単に作れるなんて!
そして、色や効果の組み合わせで様々な「キラキラ星」が作れそう。
先日、職業訓練(WEBデザイン)で、「イラストレーターでDMハガキを作成する」課題があり、そのときに自作したものです。
自分の備忘も兼ねて、キラキラ星の作成方法をメモしておきます。
良かったらご参考になさってください!
- 「スターツール」で星を作成(楕円や長方形でもOK)
- アピアランス→新規効果→パスの変形→「パンク・膨張」
- 「光彩(外側)」や「ぼかし(ガウス)」を追加
※illustrator2023を使用しています。
【作例】タイヤ屋さんのDMハガキ
- タイヤ屋さんの決算セールをお知らせするDMハガキを作成
- セール期間は3月15日から24日まで
- 価格(割引率)、ご成約特典の指定あり


作成アプリほか
- イラストレーター(画像切り抜きにフォトショップを使用)
- 作成時間は約6時間
コンセプト
- 車関係のチラシらしく「派手め(赤・黄・金を多用)」「ぎゅうぎゅう(情報量を多く)」を意識
- 決算セールが3月なので、春→桜→夜桜・祭りをイメージし、「春の爽やかさ」よりは「夜祭りの高揚感」を採用しました
- 「読む」よりも「見る」を意識しています
イラストレーターでキラキラ星を作る方法
イラストレーターで作ったキラキラ星を、タイヤDMのタイトルに付けました。


「春」の右上、「祭」の右上・右下です。
エステ広告などのキラキラ頻発も可愛いのですが、今回は動きを付けたいところだけに挿入してみました。
キラキラ星の基本の作り方
以下の作成方法では、「祭」の右上に挿入した、線が10本のキラキラをご紹介します。


- ツールバーの「長方形ツール」「楕円形ツール」などのアイコン(デフォルトは「長方形ツール」)を長押しまたは右クリック
- 「スターツール」をクリック


- 第1半径・第2半径・点の数を指定
- 「OK」をクリック
第1半径・第2半径が、キラキラの線の長さになります。
ある程度の差があったほうが動きのあるキラキラになります。
また、「点の数×2」が、キラキラの線の数になります(例の場合だと10本)。
多ければ多いほどビカー!っとした派手なキラキラに。


- 「選択ツール」でSTEP2で作成した星を選択
- 「ウィンドウ」をクリック
- 「アピアランス」をクリック
ここから先はSTEP2で作成した星を選択した状態で進めてください!
※解説画像では、効果を見やすくするために、一部選択を解除しております!


塗りをクリック


- 「新規効果を追加」をクリック
- 「パスの変形」をクリック
- 「パンク・膨張」をクリック


- スライダーを「収縮」側にドラック
- 「OK」をクリック
作例ではマイナス200にしています。色々と試してお好みの位置を探してみてください。


この状態でも充分「キラキラ星」っぽいですが、以下の手順ではさらにひと手間加えます。


- 「塗り」が選択されていることを確認し、「新規効果を追加」をクリック
- 「スタイライズ」をクリック
- 「光彩(外側)」をクリック


- 描画モードは「スクリーン」をクリック
- 描画色は「白」を選択
- 不透明度、ぼかしを調整
- 「OK」をクリック



描画色は、白っぽいほうが「光ってる」感が出るような気がします…!


ほんのり発光したような表現が追加されました。


- 「塗り」が選択されていることを確認し、「新規効果を追加」をクリック
- 「ぼかし」をクリック
- 「ぼかし(ガウス)」をクリック


- ぼかす強さ(半径)をスライダーで選択
- 「OK」をクリック


これでキラキラ星を作ることができました。
キラキラ星のアレンジ方法
塗りの色や光彩の色を変更することで、様々な星を作ることができます。


光彩やぼかしの度合いを変えても面白いですね!
また、「スターツール」の星型の点の数を増減したり、「長方形ツール」「楕円形ツール」「多角形ツール」を使ったりしても色々な形状のキラキラ星を作ることができますよ!


- スターツールではなく多角形ツールで作成(六角形)
- 光彩の描画色を「彩度の高い黄緑」に設定
- 塗りは作例のスターの色と同じ(オレンジ~白のグラデーション)


- 作例と同じスターツールで作成
- 塗りの色を「ほんのり青みがかった白」に設定
- 光彩の描画色を「彩度の高い青」に設定
ぼかし範囲の数値を増やす - ぼかし(ガウス)の半径量も増やす
イラストレーターでキラキラ星を作成する際の疑問
「キラキラ星の効果がうまくかかりません…」
効果をかけたいオブジェクトは選択されていますか?
また、アピアランスで「塗り」を選択していますか?
偉そうに書いていますが、私もしょっちゅう選択モレしています・・・!
「キラキラ星をたくさん配置したいけど、コピペが面倒…」
キラキラ星を一つだけつくって、シンボル登録すると良いです。
あとは、「シンボルスプレー」ツールでごんごん量産しましょう!
キラキラ星はイラストレーターでカンタンに作れる!
イラストレーターを使えば、形・色ともに自由なキラキラ星をカンタンに作ることができます。
画像配布サイトで素材を検索している間に、自分でイメージ通りのものが作れてしまうかもしれません。
それではおさらいです。
- 「スターツール」で星を作成(楕円や長方形でもOK)
- アピアランス→新規効果→パスの変形→「パンク・膨張」
- 「光彩(外側)」や「ぼかし(ガウス)」を追加
素敵なキラキラ星をたくさん作って、紙面を華やかに彩ってくださいね。