在宅フリーランスのみなさん、「ローズマリーって、肉料理に使うくらいで他に使い道あるの?」って思ったことはありませんか?
実は、ローズマリーはただの料理用ハーブではありません。
日々の仕事に追われる在宅フリーランス(特に女性)にこそ、ぜひ育ててほしい万能ハーブなんです。
この記事では、手間いらずで育てやすいローズマリーの知られざる魅力と、コスパ最強の活用法をご紹介します。
具体的な使い道は、
- ハーブティー
- 洗剤
- 手作りの化粧水や入浴剤
など、暮らしのさまざまなシーンで活躍します。
今回は、手軽に作れて美容にも役立つ「手作りローズマリー化粧水」のレシピを中心に、育てる上でのポイントや注意点も解説します。
ローズマリーの香りに癒されながら、仕事も美容も充実させるヒントを見つけてみませんか?
※この記事の内容は個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません
ローズマリーの効能

ローズマリーはシソ科のハーブです。
形は全然違いますが大葉(青シソ)と同じ仲間なんですね!
ローズマリーには次のような効能があります。
- 血行促進:身体を温め、冷えや肩こりの改善をサポート
- 疲労回復:爽やかな香りが疲れを和らげ、リフレッシュ効果をもたらす
- 集中力アップ:脳を活性化し、記憶力・集中力を高めるとされる
- 抗酸化作用:老化の原因となる活性酸素を抑える働き
- 抗菌・抗ウイルス作用:風邪や感染症の予防に役立つ可能性
- 消化促進:胃腸の働きを助け、食欲不振や消化不良の改善に効果的
- 肌の引き締め:収れん作用で毛穴を引き締め、肌を整える
- リラックス効果:香りが気持ちを落ち着かせ、ストレス軽減に役立つ
在宅フリーランスは終日座りっぱなしになりがちなので、身体が冷えてしまいます。
冷え対策やアンチエイジングなど、ぜひ活用したいハーブです。
ローズマリーは簡単に育てられる

しかも、このハーブはとても丈夫で病害虫にも強く、初心者でも失敗しにくいのが大きな魅力。
ただし、育て方にはいくつかコツがあります。
地植えにするか鉢植えにするか、ライフスタイルに応じた選び方や、過湿を避ける工夫などを知っておくと、より長く楽しむことができます。
地植え・鉢植えはライフスタイルに応じて変える

ローズマリーを育てるとき、地植えにするか鉢植えにするかは、あなたのライフスタイルによって選ぶのがおすすめです。
地植えは、広い庭がある方に向いています。
日当たりと風通しさえ確保できれば、ほとんど手をかけなくても驚くほどたくましく育ちます。
スペースに余裕がある家庭や、料理やハーブクラフトにたくさん使いたい方にぴったりです。
鉢植えはコンパクトに管理したい方におすすめです。
ベランダや玄関先、窓辺など場所を選んで育てられるうえ、季節や天候に応じて移動できるのが魅力。
特に梅雨時期や真冬など、環境を調整したいときに重宝します。
日常的にハーブティーや料理に少し使いたい方、香りを身近に楽しみたい方に適しています。
まとめると以下のとおりです。
- 「たっぷり育てたい」「庭に緑を増やしたい」なら地植え
- 「身近に香りを楽しみたい」「管理をしやすくしたい」なら鉢植え
生活スタイルや目的に応じて選ぶと、長く無理なくローズマリーと付き合うことができます。
ローズマリーの育て方で注意すること

一点だけ、ローズマリーを育てる際に注意することがあります。
生命力が強すぎて、地植えだと収集がつかなくなる場合があることです。
私の家では何も考えずに日陰に地植えしたのですが、恐ろしいほどにもりもりと成長し、いくら切っても3ヶ月も経てば元に戻っている状態。
見た目の生命力に反して根っこがあまり丈夫ではないとのことなので、鉢植えに植え替えることは諦めました。
いったん地植えをすると植え替えが難しいので注意が必要です。
また、強く育ちすぎる一方で、実は過湿に弱いのもローズマリーの特徴。
水はけの悪い土だと根腐れを起こしやすく、元気に見えても突然枯れてしまうことがあります。
特に梅雨時期や長雨のあとは注意が必要。
地面が乾きにくい場所では枯れるリスクが高まります。
もしこれから植えるなら次の2つがとても大切です。
- 水はけの良い砂質の土を選ぶこと
- 鉢植えにして風通しの良い場所に置くこと
鉢植えであれば根が回りすぎる前に植え替えも可能ですし、室内やベランダなど環境に合わせて移動できるのもメリットです。
私も、地植えにせず鉢植えにすればよかったと後悔しています笑
また、切り戻し(剪定)を定期的に行うことで、蒸れを防ぎながら香りの良い若葉を楽しむことができます。
放っておくと木質化して硬い枝ばかりになるので、思い切ってカットする勇気も必要です。
コスパ最強の「ローズマリー化粧水&入浴剤」作り方

在宅フリーランス(特に女子)に活用してほしい、手作り「ローズマリー入浴剤&化粧水」のレシピをご紹介します!
ローズマリーは香りが爽やかで、気分をすっきりさせてくれるハーブ。
長時間パソコンに向かう仕事や、集中が切れてしまったときにぴったりです。
市販の入浴剤や化粧水を買うよりもずっとコスパが良く、庭やベランダで育てたローズマリーを活用できるので、まさに一石二鳥。
ローズマリーに含まれる成分は血行促進やリフレッシュ効果があり、バスタイムに取り入れることで疲れを和らげ、深い眠りへと導いてくれます。
さらに、抽出液をアレンジすれば化粧水としても使えるので、スキンケアまでまかなえる万能アイテムになるのです。
ローズマリー入浴剤の作り方

入浴剤の作り方はとてもシンプル。
材料
- フレッシュローズマリー(ひとつかみ)
- ガーゼやお茶パック
- 40℃前後のお湯をはった浴槽
作り方は、ローズマリーを軽く水で洗い、ガーゼやお茶パックに包んで浴槽に入れるだけ。
小さな洗濯ネットでもOKです。
入浴中に葉を揉むと、香りと有効成分がよりしっかりとお湯に溶け出します。
爽やかな香りで呼吸が深まり、仕事で凝り固まった肩や背中もじんわりとほぐれていくのを感じられます。
血行促進効果も期待できるので、冷えやむくみに悩む方にもおすすめです。
バスソルトと併用するのも良いでしょう。
ローズマリー化粧水の基本の作り方

化粧水も簡単に作れます。
材料
- フレッシュローズマリー(5~6本)
- 水 200ml
- 保存容器(煮沸消毒したもの)
① 鍋に水とローズマリーを入れ、弱火で10~20分ほど煮出します。
② 粗熱を取ったら茶こしでこして、保存容器に移せば完成です。
冷蔵庫で保存し、1週間~10日以内に使い切るのが目安。
洗顔後のプレ化粧水やリフレッシュミストとしてスプレーボトルに移し替えると便利です。
自然の香りに包まれることで、スキンケアの時間も癒しのひとときに変わります。
ローズマリー活用の注意点

ローズマリー入浴剤や化粧水は自然素材で安心感がありますが、いくつか気をつけたいポイントもあります。
- 保存期間は短めに
-
防腐剤を使わないため、化粧水は必ず冷蔵庫で保存し、1週間~10日以内に使い切りましょう。
入浴剤も一度使ったものを再利用するのは避けてください。
- 敏感肌の方はパッチテストを
-
自然素材でも肌に合わない場合があります。
腕の内側などに少量つけて24時間様子を見てから使用するのが安心です。
- 妊娠中・高血圧の方は注意
-
ローズマリーには血行促進作用があるため、体質や健康状態によっては刺激が強すぎることがあります。
心配な場合は使用を控えるか、専門医に相談してください。
- 濃度は薄めから
-
「効かせたい」と思って大量に入れると、かえって肌に刺激になる場合があります。
最初は少量から試し、体調や肌の状態に合わせて調整するとよいでしょう。
- お風呂のお湯は入れっぱなしにしない
-
ローズマリーを入浴剤にした場合、浴槽にお湯を入れたままにしておくと浴槽に黄色い色が付いてしまいます。
その際は、漂白剤を使って早めに掃除してください。
私が作るローズマリー化粧水&入浴剤そして洗剤
めんどくさがりの私は、化粧水を多めに作ってそれを入浴剤と兼ねています。
日持ちがしないのとコスパが良いこともあり、肌にもお風呂にもじゃぶじゃぶ使っています。
費用も1回あたり100円かからないくらいです。1か月分でも400円程度。
作り方は簡単で、煮だしている間に簡単な仕事も出来るので、時間も無駄にしません。
ローズマリー化粧水(応用編)の材料
基本のローズマリー化粧水の作り方にプラスして、植物性のグリセリンと「にがり」を入れています。
「にがり」とは、海水から塩を抽出する時にできる液体のこと。塩化マグネシウムが主な成分です。
正確に測っていないため、だいたいの分量です。
材料
- ローズマリー10本くらい
- 浄水器の水500mlくらい
- 植物性グリセリン5%
- にがり小さじ1杯(5ml)ほど
ローズマリー化粧水(応用編)の作り方
基本の作り方と同じですが、作っている途中で、キッチンスケールを使ってグリセリンを計りながら入れます。
保湿効果のあるグリセリンですが、量が多すぎると肌の水分を奪ってしまうので注意が必要です。
鍋に水とローズマリーを入れ、弱火で10~20分ほど煮出します。
この間、メールチェックや作業ベースの仕事をすることができます。
あらかじめこの時間にやる仕事を決めてから化粧水を作り始めましょう。
粗熱を取ったら、茶こしやザルでこします。
- キッチンスケールで重さを計りながら保存容器に入れる
- ローズマリー水の重さの5%のグリセリンを保存容器に入れる
- にがりも小さじ1杯ほど入れる
私はコットンパックもするため、ノズルがついた洗浄瓶を使っています。
毎回、蓋を開ける必要がないので便利ですよ。
ローズマリー化粧水に「にがり」を入れる理由

ローズマリー化粧水に「にがり」を入れることで、次の効果が期待できます。
いずれも「にがり」に含まれるマグネシウムによるものです。
- セラミドを増やしてうるおいUP
- 自然な状態で古い角質を取り去り、ターンオーバーを助ける
- 入浴剤として使う場合、水道水の塩素を和らげる
化粧水と入浴剤を兼用することで、どちらにも効果が期待できます。
「にがり」は梅の季節が過ぎる頃にスーパーで割引されていることがありますので、そのタイミングで購入するとコスパが良いです。
まとめ|ローズマリーは暮らしを支える万能ハーブ

ローズマリーは、料理の彩りや香りづけだけにとどまらない、驚くほど多才なハーブです。
この記事でご紹介したように、
- 栽培が簡単:丈夫で生命力が強く、ガーデニング初心者でも安心して育てられます。
- 家計にやさしい:自分で育てたものを活用すれば、市販の製品よりもずっと安く、安心して使えます。
- 癒しと活力をくれる:爽やかな香りが気分をリフレッシュさせ、集中力アップや疲労回復をサポートしてくれます。
忙しい毎日の合間にローズマリーの香りに包まれる時間は、心身を「リセット」し、新たな活力を生み出してくれます。
ローズマリーは、あなたの暮らしを豊かにしてくれるだけでなく、仕事で疲れた体と心にそっと寄り添ってくれる存在になるでしょう。
今日からローズマリーを暮らしに取り入れて、仕事もプライベートも、より充実したものにしてみませんか?